ピアノの基礎とはぴあのの?正しい基本姿勢や具体的な練習方法を解説 (1)

ピアノを弾けるようになりたい場合、まずは練習から始めなければなりません。しかし、いざやろうと思っても、どうすればいいかわからないという方もいるでしょう。

実際に練習を始めても、十分な時間が取れなかったり、思うように上達しなかったりして挫折してしまう方も少なくありません。そうした壁を乗り越え、自分に合った練習をして基礎を磨いていけば、多彩な表現力を身につけられるでしょう。

本記事ではピアノの基礎的なことや、具体的な練習方法を解説します。

ピアノの基礎 とは

ピアノの基礎は、演奏技術や表現力の土台になる要素です。基礎をしっかり身につけることで、難易度の高い曲にも対応できるようになります。

ピアノの上達には、日々の地道な積み重ねが欠かせません。ここでは、実際にどのような流れで基礎練習をすればよいのか解説します。

基礎練習の流れ

最初に気が散るものを片付け、集中力を高められるような環境を整えましょう。そうすることで、練習の質が向上します。

次に行うのは、ウォーミングアップです。ピアノを弾く前に手首や指の筋肉をほぐし、スムーズに動かせるようにしましょう。

続いて音階やアルペジオの練習をして、指を慣らします。このとき、ピアノ教本として、ハノンを使うのがおすすめです。 まずは、簡単なエクササイズから始め、だんだんと難しいものに移行していきましょう。

そのあとは曲の練習に移りますが、何を弾けばよいか迷う場合もあるかもしれません。そんなときは、自分がよく知っている曲からゆっくり始めてみるのがおすすめです。

練習はルーティンとして、毎日行うことが大切です。1日20分を目標に継続して行うことで、上達も早まるでしょう。

基礎練習が必要な理由

ピアノ演奏で基礎練習が必要な理由として、技術が安定し、音楽の表現力を高められることがあげられます。なかには、同じことの繰り返しばかりで、つまらないと感じる方もいるかもしれません。

しかし、毎日積み重ねることで指に動きが染みつき、より難易度の高い曲も弾けるようになります。基礎を磨くことは、自分の演奏に自信を持つための一番の近道です。

ピアノの基礎 は正しい姿勢から

ピアノの基礎は、正しい姿勢を身につけることから始まります。姿勢が崩れていると、手や指の動きが制限され、よい演奏ができません。さらに、体に負担がかかり、疲れやすくなるばかりか、肩こりや腰痛の原因にもなります。

そういった事態を防ぐために、初期段階から姿勢を意識することが重要です。以下ではピアノを弾く際の、正しい姿勢を解説します。

基本姿勢と椅子の位置

まず、基本姿勢で大事なのは、椅子の位置です。椅子は鍵盤の幅の中央に置き、座面の半分くらいを目安に、深く座りすぎないようにしましょう。

また、椅子の高さも重要で、高すぎると肩に力が入り、低すぎると手首や指に負担がかかってしまいます。調整の際は、手を鍵盤に置き、肘がほぼ水平になるようにしましょう。

肘の最適な角度は弾く曲によって変わるため、その都度合わせる必要があります。基本的には腕を柔らかく使えるように、肘と身体の間に空間を作り、脇は締めすぎないようにしましょう。

加えて、座るときに、天井から吊るされているイメージで背筋をまっすぐ伸ばし、肩の力を抜くのもポイントです。膝が直角になるように足裏は床につけて、安定した重心を保てるようにしましょう。

このように、椅子の位置と姿勢を整えることで、無理なく演奏が続けられます。

手や指の置き方・動かし方

正しい姿勢に加えて、手の置き方や指の動かし方も重要です。まず、手は卵を包み込むように軽く丸めた形にして、鍵盤の上に置きましょう。そうすることで力が抜けて、なめらかに動くようになります。

また、指を動かすときは、どの指で弾くべきか考えるようにしましょう。手の移動を最小限に抑えることで、難しい曲も弾きやすくなります。

ピアノの基礎 練習方法

ここまでピアノを上達させるためには、基礎練習や正しい姿勢が欠かせないことを解説しました。しかし、間違った練習をしてしまうと、思うように上達せず途中で心が折れてしまう可能性もあります。

挫折せずにピアノを続けるためには、正しい方法で基礎を固めることが重要です。以下では、効果的な基礎練習方法を紹介します。

イメージトレーニング

ピアノの練習においてイメージトレーニングは、1曲を通して弾けるようにするために非常に有効な方法です。楽譜を見ながら、メロディーやリズム、手の位置などを想像することで、曲の全体像を把握できます。

具体的にイメージができていれば、実際に弾いたときも指をスムーズに動かせるでしょう。また、自分が苦手な部分もわかるため、練習も効率的にできます。集中的に練習したいパートを見つけたら、楽譜に印をつけるのもおすすめです。

どんな風に弾けばよいかわからない場合は、ほかの人の演奏を聴いたり、練習動画を見たりするのもよいでしょう。イメージトレーニングは移動中や寝る前など隙間時間でできるため、日常生活にも取り入れやすいです。これを習慣化することで、楽譜を読む力も鍛えられます。

片手ずつ練習

ピアノの演奏で初心者がつまずく場面はいくつかありますが、なかでも両手で弾こうとしてうまくいかない方が多いです。しかし、いきなり左右で違う動作をするのは難しいため、焦らずに片手ずつ練習しましょう。

基本的に右手はメロディー、左手は伴奏やリズムを担う場合が多いため、それぞれの役割を理解しながら、体に覚えさせることがポイントです。とくに難しい運指が続く箇所は、片手で何度も繰り返すことで、指が自然と動くようになります。

最初は無理に弾こうとせず、ゆっくりとしたテンポで練習しましょう。そうすることで、つまずく原因も見つけやすくなります。

あわせて、練習のときにメトロノームを使えば、リズムを崩さずに弾けるためおすすめです。慣れてきたら徐々に速くして、動きを体に染みこませましょう。

両手で練習

片手での演奏をマスターしたら、両手の練習に移行します。しかし、いざ両手で弾こうとすると、リズムが崩れたり、片方の手につられてしまったりと、思うようにいかないこともあるでしょう。

このときも焦らずテンポを落として、片手ずつの練習で培った動きを思い出しながら、ゆっくりと合わせていきます。両手で弾いた際に、左右の音が同時に鳴る部分と、リズムがずれる部分を把握し、流れを掴んでいきましょう。ただし、毎回違う指使いで練習していては、いつまで経っても両手で弾けるようにならないため要注意です。

余裕が出てきたら、表現にも意識を向けます。左右の手で強弱をつけて音量に変化を持たせることで、演奏がより豊かになるでしょう。

さらに磨きをかけるためには、自分の演奏を録音するのも効果的です。両手で安定して弾けるようになれば、自信がつき、練習を継続するモチベーションにもなります。

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まとめ

ピアノの基礎 は、曲を弾くために重要です。基礎練習をルーティン化して継続することで、技術や表現力も身につきます。しかし、練習をしようと思っても、ピアノが手元になく、始められないという方もいるかもしれません。

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