アップライトピアノ-おすすめ】アップライトピアノのおすすめ6機種!選び方とレンタルのメリットも解説

子どもがピアノ教室に通い始めるとき、自宅での練習環境をどう整えるかは、多くの家庭が悩むポイントです。電子ピアノで十分なのか、アップライトピアノが必要なのか。種類や価格帯が幅広く、どれを選べばよいか迷ってしまう方も少なくないでしょう。

この記事では、アップライトピアノの特徴や選び方のポイント、自宅練習におすすめの6機種を解説します。ぜひ最後までお読みください。

そもそもアップライトピアノとは?

アップライトピアノとは、アクション機構を縦方向に配置したアコースティックピアノの一種です。アクション機構とは、鍵盤を押すとハンマーが弦を叩き、鍵盤を離すと音を止める仕組みを指します。

アコースティックピアノとは、電気を使わずに弦をハンマーで叩いて音を出す楽器の総称で、グランドピアノとアップライトピアノが該当します。

グランドピアノが弦を水平に張った横型なのに対し、アップライトピアノは弦を垂直に張った縦型の構造です。奥行きをコンパクトに抑えられるため、家庭用として広く普及しており、設置面積はおよそ1畳強です。

電子ピアノとの最大の違いは、音の出る仕組みにあります。電子ピアノはあらかじめ録音されたサンプリング音源を再生するのに対し、アップライトピアノは鍵盤を押す力でハンマーが弦を叩き、その振動が響板に伝わって音が鳴ります。

この仕組みにより、弾き手の力加減によって音色や音量が変わる豊かな表現力が生まれます。見た目こそ似ていますが、電子ピアノとアップライトピアノは構造からまったく異なる楽器です。

こちらの記事では、アップライトピアノについて解説しています。
アップライトピアノの特徴や選び方、価格面も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

アップライトピアノとは? グランドピアノとの違いや選び方を解説

子どもがピアノ教室に通い始めたのを機に、ピアノの購入を検討している方は多いのではないでしょうか。ピアノは大型で重い楽器であるため、購入するのであれば設置場所の検討が必須です。将来引っ越しを考えている場合やピアノを手放す可 […]

アップライトピアノのメリット

アップライトピアノを選ぶ最大のメリットは、本物の音とタッチで練習できることです。

弦が共鳴して生まれる豊かな倍音は、子どもの耳を育てるうえでも理想的といえるでしょう。また、鍵盤には弦の重みが伝わるため、指の力を正確にコントロールする感覚が自然と身につきます。

電子ピアノの軽いタッチに慣れてしまうと、いざアコースティックピアノを弾いたときに思うように指が動かないケースもあります。早い段階からアコースティックピアノのタッチに慣れておくことは、表現力や指のコントロールを身につけるうえで役立つでしょう。

アップライトピアノのデメリット

アップライトピアノを導入するうえで、あらかじめ理解しておきたいデメリットもあります。

重量はおよそ200〜300kgあり、搬入経路の確認は欠かせません。とくに2階以上の部屋への設置を検討している場合は、事前に業者へ相談しておくと安心です。

また、気温や湿度の変化によって音程がずれるため、年に1〜2回の定期調律が必要です。調律師への依頼費用も見込んでおきましょう。

生ピアノならではの音量がある点も、住宅環境によっては防音対策や消音機能の検討が必要になります。消音機能の有無については、後ほどくわしく解説します。

こちらの記事では、アップライトピアノの重さについて解説しています。
具体的な重さやグランドピアノとの違い、床補強の必要性についても取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

アップライトピアノの重さ は?床補強の必要性や長く使うためのポイントを解説

アップライトピアノの重さ は約190〜280kgです。多くの家庭の床は、建築基準法で定められた基準に沿っており、床補強の必要性なく家庭に導入できるでしょう。長くピアノを楽しむためのポイントも紹介します。 アップライトピア […]

自分に合ったアップライトピアノの選び方

アップライトピアノは、メーカーやグレード、サイズ、デザイン、消音機能の有無など、さまざまな観点から選べます。住まいの環境や練習目的、インテリアとの調和など、複数の条件を照らし合わせながら検討することが、長く満足して使える1台に出会う近道です。

メーカー

国内メーカーの中心となるのは、ヤマハとカワイの2社です。どちらも長い歴史と確かな品質を持ち、国内外で高い評価を受けています。

ヤマハは明るく華やかな音色が特徴です。輪郭がはっきりとした音は、クラシックからポップスまで幅広いジャンルに対応しやすい傾向があります。国内シェアが高く、整備品の流通量も多いため、品質の安定した中古ピアノを手に入れやすい点も強みです。

カワイはヤマハに比べて、まろやかで柔らかい音色を持つといわれています。鍵盤のタッチが滑らかで、弾き心地に定評があり、とくに繊細な表現を好む方に支持されています。

どちらが優れているということはなく、音の好みや弾きたい音楽の方向性によって合う1台は異なります。試弾できる機会があれば、音色とタッチを体感してから選ぶのがおすすめです。

グレード・価格

グレードの違いは主に、弦を叩くハンマーのフェルト、弦、響板、鍵盤素材などの品質に現れます。エントリーモデルは入門用として十分な品質を持ちながら、比較的手の届きやすい価格帯です。スタンダードモデル以上になると高品質な素材が使われ、音色の豊かさと表現の幅が広がります。

「初心者だから安いもので十分」と考えがちですが、上達を目指すからこそ、音色の変化を感じ取りやすいスタンダード以上のグレードが学びの質を高めてくれます。

整備済みの中古ピアノという選択肢もあります。プロの技術者が点検・調整したピアノであれば、新品に比べて費用を抑えながら、状態のよいものを選べる場合があります。自社工房を持ち、外注せずに仕上げまで対応できる業者を選ぶことが、品質の担保につながります。

サイズ

アップライトピアノのサイズを選ぶうえで、もっとも重要なのは高さです。本体の高さが高くなるほど内部の弦を長く張ることができ、弦が長くなると振動が安定し、低音域まで豊かに響くようになります。

また、高さが増すぶん背面の響板も広くなるため、音全体の共鳴量が増し、深みと広がりが生まれます。一般的な高さは113〜131cm程度で、高さが10cm異なっても設置面積はほぼ変わりません。

スペースを気にするあまり小型モデルに妥協するよりも、できるだけ高さのあるモデルを選ぶほうが、音楽的な観点から合理的です。なお、重量のある楽器のため、設置場所の床強度や搬入経路については事前に業者へ確認しておくと安心です。

こちらの記事では、ピアノを置くためのスペースについて解説しています。
設置時に注意すべきポイントやアップライトピアノの背の高さが与える影響も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

アップライトピアノを設置する際に必要なスペースは?注意したいポイントも解説

アップライトピアノを設置するのに必要なスペースは、背面と壁の間に最低10〜15cm、左右は調律作業が実施できる大人ひとり分空けるのが理想です。設置場所によって音響や弾き心地が変わるため、注意点を考慮して決めましょう。 グ […]

デザイン

アップライトピアノは、音楽を奏でる楽器であると同時に、部屋に置かれる家具でもあります。インテリアとの調和を考えて選ぶことも大切です。黒の鏡面仕上げは、艶のある上品な外観で、さまざまな部屋になじみます。

木目調は、家具のような温かみのある存在感があり、リビングに自然に溶け込みます。脚のデザインも印象に大きく影響し、猫脚のチッペンデールスタイルはクラシカルで優雅な雰囲気をもたらします。ストレートレッグはシンプルで飽きがこず、長く使い続けやすいデザインです。

消音機能の有無

住宅環境によっては、通常の音量での練習が難しい場合があります。そのような方に向けて、消音機能を備えたサイレントピアノという選択肢があります。

ハンマーが弦に当たる手前でストッパーが作動し、生音の発生を抑えるため、ヘッドホンで音を聴きながら夜間や早朝でも演奏できます。

消音機能は後付けユニットでも対応できますが、最初から内蔵されているモデルのほうがタッチへの違和感が少なく、より自然な演奏感を得やすいでしょう。

アップライトピアノは購入ではなくレンタルという選択肢も!

「子どもがピアノを続けてくれるかわからない」「まとまった初期費用を用意するのが難しい」という方におすすめしたいのが、月額制のピアノレンタルです。

初期費用を大幅に抑えながら、本物のアコースティックピアノを自宅に置くことができ、契約期間を満たしたあとは返却もできます。

【ピアノレンタルのメリット】

  • 購入に比べて初期費用を抑えやすい
  • 子どもが続けるか不安な段階でも始めやすい
  • 契約期間後に返却できる
  • 整備済みのアコースティックピアノを自宅で使える
  • 引っ越しや住環境の変化に対応しやすい

ピアレントは、沖縄・離島を除く全国へのピアノ配送に対応しており、地方在住の方や転勤族の方でも安心してご利用いただけます。自社工房で1台1台丁寧にクリーニング・整備し、プロの目が行き届いた状態のピアノをお届けしています。

厳選した品質の高いピアノのみを取り扱っているため、台数は多くありませんが、どの1台も自信を持ってお届けできる状態に仕上げています。配送料は割安に設定しており、レンタル費用全体のご負担を抑えられます。

月額制 ピアノレンタルサービス【ピアレント】

ピアノレンタルならピアレント。ピアレントは毎月定額でご利用いただけるピアノレンタルサービスです。

ピアレントおすすめ!自宅練習に適したアップライトピアノ6選

ここからは、ピアレントが取り扱う機種の中から、自宅練習に適したアップライトピアノを6機種ご紹介します。住宅の広さや家族構成、練習頻度など、それぞれの生活スタイルに合った1台を選んでみてください。

【比較表】

機種名タイプ特徴おすすめの家庭
YAMAHA U2Mエントリー高さ127cmで、響きと設置性のバランスがよい初めてアコースティックピアノを導入する家庭
YAMAHA YM10エントリー入門機として扱いやすく、安定した音質とタッチがある子どもの自宅練習環境を整えたい家庭
YAMAHA U3Hスタンダード高さ131cmで、低音まで豊かに響きやすい本格的な練習環境を整えたい家庭
YAMAHA U1Aスタンダード音のバランスがよく、毎日の練習に使いやすい長く使える定番モデルを選びたい家庭
YAMAHA YM10SサイレントYM10をベースに消音機能を備えたモデル夜間や集合住宅で練習したい家庭
YAMAHA b113SDサイレント高さ113cmのコンパクトな消音機能付きモデル設置スペースや防音面に不安がある家庭

エントリーモデル

エントリーモデルは、はじめてアコースティックピアノを自宅に迎える方に向いています。本物のアコースティックピアノとしての音とタッチを備えながら、比較的取り入れやすい価格帯で提供されているのが特徴です。

YAMAHA U2M

YAMAHA U2Mは、高さ127cmのアップライトピアノです。エントリーモデルでありながら弦の長さが適度に確保されているため、音の響きにほどよい深みがあります。

コンパクトすぎず、大きすぎないバランスのよいサイズ感は、リビングの一角にピアノを置きたい家庭にもなじみやすく、はじめてのアコースティックピアノとして取り入れやすい1台です。

YAMAHA YM10

YAMAHA YM10は、ヤマハが長年培ってきたYUシリーズの設計思想を受け継いで作られたモデルです。安定した音質と弾きやすいタッチはそのままに、入門機として取り入れやすい仕様に仕上げられています。

ピアノを習い始めた子どもの自宅練習環境として、最初の1台に選びやすいモデルです。

スタンダードモデル

スタンダードモデルは、エントリーモデルよりも一段上の音質と表現力を備えたモデルです。ハンマーや弦などの素材にこだわりがあり、弾き込むほどに音の深みが増します。

ピアノ教室のレッスンとの相乗効果を高めたい方や、子どもの成長に合わせてより本格的な環境を整えたい方に向いています。

YAMAHA U3H

YAMAHA U3Hは、ヤマハのアップライトピアノの中でも長年ベストセラーとして親しまれてきたモデルです。高さ131cmと背が高く、長く張られた弦と広い響板により、低音まで豊かに響きます。

音の厚みと表現の幅はエントリーモデルとは一線を画し、ピアノ教室でのレッスンに近い練習環境を自宅に整えたい方におすすめの1台です。

YAMAHA U1A

YAMAHA U1Aは、ヤマハの中でも品質が高く評価される年代に製造されたモデルです。整備品として届くため、音がほどよくなじんだ状態から演奏を始められます。

落ち着いた豊かな音色は、弾き込むほどに深みが増します。毎日の練習を通して、楽器との一体感を育みやすい1台です。

サイレントピアノ

サイレントピアノは、消音機能を内蔵したアコースティックピアノです。通常の演奏とヘッドホンを使った消音演奏を切り替えられるため、住宅環境に制約があるご家庭でも、本物のアコースティックピアノを楽しめます。

マンションや近隣との距離が近い住宅に住んでいる方、夜間にも練習時間を確保したい方にとくに向いています。

YAMAHA YM10S

YAMAHA YM10Sは、YM10をベースに消音機能を搭載したモデルです。ヘッドホンで音を聴きながら演奏できるため、集合住宅や夜間の練習にも対応できます。

鍵盤蓋がゆっくりと閉まるソフトランディング機構を備えており、小さな子どもがいるご家庭でも安心して使えます。

YAMAHA b113SD

YAMAHA b113SDは、高さ113cmのコンパクトなサイレントピアノです。2010年代製の比較的新しいモデルで、現代の住宅事情に合ったサイズ感が魅力です。

6機種の中でも、とくにスペースの制約が大きいご家庭や、マンション住まいで防音面に不安がある方に選んでほしい1台です。アコースティックピアノとしての本物の音とタッチを、生活環境に合わせた形で楽しめます。

サイレントピアノ レンタル【月額制 ピアノレンタルサービス ピアレント】

毎月定額(サブスク)で借りられるサイレントピアノの商品一覧ページです。ピアノのサブスクならピアレントにお任せください。

まとめ

アップライトピアノは、子どもの耳を育て、指の力や表現力を磨くための本格的な練習環境を整えられる楽器です。電子ピアノとは構造や弾き心地が異なるため、アコースティックピアノに触れながら練習を重ねることは、将来の演奏力にもつながります。

選ぶ際は、メーカーごとの音色の傾向、グレードと費用のバランス、高さによる響きの違い、設置場所に合うデザイン、消音機能の必要性を確認することが大切です。住宅環境や練習時間に合わせて、無理なく続けられる1台を選びましょう。

「子どもがどこまで続けるかわからない」「購入前に本物のピアノで練習させてあげたい」と感じる方には、レンタルという選択肢もあります。

ピアレントでは、ヤマハやカワイをはじめとしたアップライトピアノを月額制でレンタルできます。レンタルするピアノは自社工房でクリーニングし、熟練の調律師が丁寧に調整しています。納品後の初回調律も無料で受けられるため、届いたあとも安心して練習を始められます。ぜひお気軽にご検討ください。

自宅練習用の1台をお探しの方は、こちらからアップライトピアノの一覧をご覧ください。

アップライトピアノ レンタル【月額制 ピアノレンタルサービス ピアレント】

毎月定額(サブスク)で借りられるアップライトピアノの商品一覧ページです。ピアノのサブスクならピアレントにお任せください。