Maintenance

調律について

ピアノお届け後の調律(納入後1ヶ月以内を目途に実施)は無料サービスとなります。
2回目以降の調律は有料での実施となりますため、ご希望の際には弊社までご連絡をお願いいたします。
弊社より指定技術者を派遣いたします。

レンタルご契約中のピアノの調律、修理等一切のメンテナンスは弊社指定の技術者に限らせていただいております。
定期調律の基本料金は下記の金額でのご案内となります。
アップライトピアノ 12,000円~(税込13,200円~)
グランドピアノ 14,000円~(税込15,400円~)

※前回調律から1年以上経過している場合やお住まいの地域によっては出張料などの追加料金がかかることがございます。


不具合が生じた場合

ピアノに不具合が出た際は弊社までご連絡ください。

ピアノは木やフェルト等の天然素材を多く使用しており、湿気や温度の影響を受けやすく変化します。
設置環境によっては、鍵盤が重たくなったり、戻りが悪くなることがございます。
お客様によって異なる使用頻度や環境による不具合の場合、調整は有料作業となります。

※故障ではなく"スティック"という症状の場合があります。詳しくはページの下記をご覧ください。

お手入れについて

外装はホコリをはたき柔らかい布で乾拭きをし、汚れが気になる場合は市販のピアノ用クリーナー等を使用の上、しっかりと拭き上げてください。
(※家庭用の掃除洗剤や化学雑巾、モップ等は絶対に使用しないで下さい。)
お手入れ用品については、弊社販売部門のサイトにてお求めいただけます。


スティックについて

鍵盤が重い、動きが悪い、音が出ないなど… ピアノに上記の様子が見られる場合、"スティック"という症状が考えられます。
ピアノは音を鳴らすまでに
①鍵盤を叩く
②ハンマーが動く
③弦を叩く
④音が鳴る
という一連の動き(アクション)が発生します。

アクションには木やフェルトなどの各部品があり、それぞれをピンが接続している状態です。
更に、ピンが通っている穴の内側にはブッシングクロスという布が貼り付けられています。
これら部品や接続部分において、何かしらの要因で動作が鈍くなっていることをスティックと言います。
尚、スティックは中古のピアノだけでなく、新品でも起こり得る症状です。

スティック発生の原因

スティック発生の最大の要因は「湿気」です。
木や布で出来ている部品は、湿気を含むことで膨張・変形してしまいます。
ピン自体の錆び、またピンが通っている穴やブッシングクロスが膨張し、隙間が狭くなることでアクションの動きが悪くなり、鍵盤が重い・戻らない等の症状が生じます。
季節の変わり目や冷暖房等空調が効き過ぎた場合など、ピアノ設置場所の環境要因が強く、一旦症状が治まっても再発する場合があります。

対策

①設置場所の環境を見直す
冷暖房の風に直接当たらないようにしつつ、温度や湿度を適切な数値で一定に保ちます。
○温度/15℃~25℃
○湿度/50%~70%
また、お風呂場等水回りに近い場合は別の部屋へ移動することも検討しましょう。

②調律依頼
専門家に診てもらうことで早い解決が期待できます。
設置状況・使用頻度からの必要な定期調律期間も分かるので、今後の対策にもなります。